1.部分補修(熱硬化)…取付管の段差切削及びちび弾丸による補修



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150HP取付管において、大きな段差が確認された。
写真からのスケールアップでは、有効径が100mmであった。



社内で現状を再現して、切削及び補修のテストを行い、現場施工を試みた。

   
段差50mmの再現   有効径が100mm   切削した後の補修後

 
カメラ付き切削器   水色部分を切削することにより、有効口径が大きく確保できる。

現場での実施工

     
切削中   切削後   補修中   補修後


2.部分補修(熱硬化)…異径管の補修



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450陶管にø400ヒューム管を差し込んだ部分が破損。


熱硬化ø400ロング施工機を使用し、補修材は幅60cm ø450用を使用。
自立管強度が必要であったため、標準V仕様(BM9セット+ガラスマット1P)t=12.2mm
2回張り施工。

     
施工前   施工中   1回目 施工後   2回目 施工後


3.部分補修(熱硬化)…プール配水管の補修



まずから先のΦ150の曲管部よりの漏水。ます内の下流管口はΦ125




Φ150用のちび弾丸にて曲管部の補修を行う。
補修材料は、曲管部にフィットするように伸縮ガラスクロス・伸縮不織布を使用。

     
施工前   施工後   施工前   施工後

[注意!] プール等の配管の施工については、環境ホルモンの関係をよく調べてから行うこと。


4.部分補修(熱硬化)…一体型施工機の転倒対策



Φ200の更生後、一体型を施工するにあたり、施工機の転倒で思うように施工できなかった。
施工機は150−150のしぼりゴムを使用。



光用ゴムの廃材を利用して、二重にゴムを巻きつけて、ビニールテープで固定。


       
施工前   施工中   施工後    


5.部分補修(熱硬化)…小型マンホールの目地止水補修



Φ300の小口径ますのジョイント部より浸入水。ます深が深いため、浸入水処理ができない




Φ300用施工機を中づりにして施工を行った

       
施工前   施工中   施工後    


6.部分補修(熱硬化)…欠損・縦クラックの特殊な補修



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300陶管 破損部の補修


急結モルタルにて欠落部分を埋めた後、部分補修を施工する。

     
モルタル埋め後   部分補修後   補修完了後    


7.部分補修(熱硬化)…伸縮一体型による施工実例

ø450人孔よりのø200−150一体型補修
     
現場状況 洗浄工   φ450人孔…深さ1.30m    伸縮一体型…
φ200−150用
収縮時の全長…50cm
   通常の一体型施工機
(φ200−150)
との比較全長…85cm

     
φ200−150の補強繊維に樹脂を含浸   伸縮一体型に補修材を巻き付け、収縮させる   φ450人孔より、T字棒を使って施工機を挿入   工事車側にて、施工機に内蔵されたカメラ映像を見ながら位置合わせを行い、拡径・硬化させる


8.部分補修(熱硬化)…小口径排水管の木の根/段差



工場内の排水設備ø125において、段差部分に木の根が侵入して、流域を阻害していた



一穴ノズルにて、木の根を除去後、段差が大きく、ø125用ちび弾丸では、施工が難しいため、ø100用のロングタイプちび弾丸で40p幅の施工を行った。

     
木の根除去中   除去した木の根    

     
使用機材
ø100ロングちび弾丸)
  施工状況    

   
施工前   施工中   施工後


9.部分補修(熱硬化)…卵形管一体型施工

ø250塩ビ製卵形管に1.84mの縦クラックができており、途中にø150の取付管があった。

対策実例

200−150卵形管一体型の施工を優先し、補修材料のラップ部が5cm以上になるように6回施工を行った。

   
卵形管用一体型施工機   施工前   施工後


10.部分補修(熱硬化)…φ500 本管段差補修の特殊実例



地盤の変化により、12cmの段差ができた。
段差のついた管きょ上部に、土砂の流失による空洞が確認された。


       
@空洞に粘土モルタルを充填   A管きょ底部をはつり、管底部を既設管と合わせる副管を無収縮モルタルにて埋め殺し   B管きょ型の型枠をはめ込み、無収縮モルタルにて管形成    

         
C内面補修を行い、仕上げる   内面補修施工中        


11.部分一体型補修(熱硬化)…裏込め注入の前処理(製管工法)


製管施工後の裏込め注入時には、通常、本管の取り付け管口にパッカーを設置して行なうが、ますからパッカーが挿入出来ない箇所があった。
既設本管と製管の間に5cm程度の隙間がある。本来なら、最終ますよりパッカーを挿入するが、ポスト管のため、不可能であった。

対策施工例

既設管と製管の隙間を塞ぐのは、本来ならパッカーだが、挿入出来ないので、一体型補修を前処理として施工し、裏込め注入を行なった。

     
    取付管口部分   500−250 施工中   500−250
熱硬化一体型施工後

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