1.部分補修(光硬化)…大きな破損箇所の前処理/部分補強による修繕



ø
250HPの管きょにおいて、大きな破損が確認された。
     



応急的な修繕ごとで、切削機での前処理と、光硬化工法での施工を行った。

     
前処理中   前処理後    

       
施工中        

     
施工後(直視)   施工後(破損箇所)    


2.部分補修(光硬化)…大きな段差の補修



ø
250(ヒューム管)ジョイント部で、45mmの段差が生じ、汚水の漏水が認められた。


グレー部分を切削機で削り、有効内径を確保する



部分補修工法で施工
(施工機はワンランク小さいものを使用)

       
施工前   切削後   施工後    
※施工前と施工後を比べると、明らかに内径の確保ができているのが判断できる


3.部分補修(光硬化)…両端人孔が利用できず、片側からの施工



Φ200の管路の途中に45度の曲がり部分があったため、下流人孔からはカメラも施工機も入らない。




上流人孔のみを利用して施工を行った。
あらかじめ補修箇所のおおまかな距離を調べておき、補修材を巻いた施工機を挿入。
補修箇所よりも奥(下流側)に留めておき、自走カメラを挿入。
カメラ映像を確認しながら位置合わせを行った。

         
施工前   施工後        


4.部分補修(光硬化)…更生管の前処理工

ø300コンクリート管


ø300更生予定の管きょの底部に大きな破損箇所があり、移動式カメラや材料の引き込み時に支障をきたすおそれがあった。


事前に部分補修材料で、半割れ管を作成。

         
    作成した半割れ管
L=80cm
       
※半割れ管を管きょ内に挿入し、両端を部分補修で固定する。


         
端部の固定   半割れ管の挿入        

         
前処理完了    管更生施工後
大きな破損部分のディンプルも発生せず、きれいに仕上がった


5.部分一体型補修(光硬化)…φ250 取付ライニング+ 400−250 光硬化一体


光硬化取付管ライニングφ250の施工後に、一体型施工を行なう。
光硬化一体型については、取付管径は100、125、150、200までのラインアップとなっているため、作成しておりませんでしたが、ある自治体様よりの要望があり、対応するべく開発いたしました。
ただし、φ250の取付管となると機材や施工機ゴム等の問題上、本管管径が400以上でなければ施工できませんので、機材の関係上、400−250、450−250、500−250、600−250のラインアップが追加となります。
各口径とも、ゴムの作成は受注生産となります。納期等、事前にメーカーまでお問い合わせください。
対策施工例

既設管と製管の隙間を塞ぐのは、本来ならパッカーだが、挿入出来ないので、一体型補修を前処理として施工し、裏込め注入を行なった。

         
φ250
取付管ライニング施工
  ライニング材切削工        

       
施工前   施工中   400−250
光硬化一体型施工後

   


6.部分一体型補修(光硬化)…φ600人孔からの施工

ø600 人孔より光硬化一体型(250−150)の施工
本管更生後は、耐震対策のため、更生材を5cm以上残すことになっているため、人孔内の有効幅は、45〜50cmとなっており、通常の光施工機(長さ90cm)では施工が出来なかった。


一体型施工機の改良
回転ユニット部分はワンタッチで取り外し可能。補修幅は30cmの特殊一体型施工機で施工が可能。


施工例

     
@材料巻きつけ状況   A材料 張り幅30cm   B挿入状況   C回転ユニットを外す

         
D施工機本体部分を挿入後、 回転ユニットを接続   E挿入完了。あとは通常の補修と同様です        


7.部分補修…管底部の破損が激しく、施工機が通らない箇所の補修



管底部の破損が大きく、施工機のタイヤが落ち込んでしまい、補修ができない。




施工機前方のタイヤをソリに乗せ施工機を誘導、補修を行った。


※施工機ワイヤーとソリ誘導ワイヤーを同時に引っ張り、破損箇所を
  乗り越えたら、ソリ誘導ワイヤーのみを引っ張ってソリを回収。
  施工機の位置合わせを行って補修する。

     
施工前   施工後   ソリ使用のイメージ   使用したソリ


8.部分補修…更生工事の前処理



宅内ますが営業店舗内で、かつ開閉不可のため、
止水栓を使用しての浸入水処理ができず、管更生の当日に
閉塞処理→更生→取り付け管削孔を行った。


       
施工前   施工後   削孔後    

※更生時には、取付管からの不明水処理が問題になり、部分補修工法による仮止水が有効である。
  今回は、標準T材料を使用したが、仮止水程度であれば、BFマット1セットでも可能。(要相談)


9.部分補修…圧送管吐出人孔における既設管口の保護工



人孔内の下流管口部分に、圧送水が直接当たるため、破損する。

 
人孔内        



下流管口部分に塩ビ管を延長設置するため、部分補修にて固定する。


部分補修


施工後
 

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